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概 要

  「ナノ・スピン実験施設」は、本研究所附属研究施設として平成16年4月1日に設置された。 その目的は、情報通信を支えるナノエレクトロニクス・スピントロニクス基盤技術を創生することにある。 これを実現するため、「ITプログラムにおける研究開発推進のための環境整備」によって整備された ナノ・スピン総合研究棟とその主要設備を用いて、本研究所および本所と密接な関係にある本学電気・情報系の 各研究分野と共にナノテクノロジーに基づいた電子の電荷・スピンを駆使する基盤的材料デバイス技術の研究開発を進め、 さらに全国・世界の電気通信分野の研究者の英知を結集した共同プロジェクト研究を推進する。 現在、ナノ・スピン総合研究棟では、「ナノ・スピン実験施設」が推進するナノ集積デバイス・プロセス、スピントロニクス、 ナノ・バイオ融合分子デバイスの各基盤技術を担当する施設研究室と、国際集積センタープロジェクト室、施設共通部、 及び超ブロードバンド信号処理研究室、ソフトコンピューティング集積システム研究室、量子デバイス研究室が連携して研究を進めている。 これらの陣容で、上記基盤技術を創生し、ナノエレクトロニクス・スピントロニクスにおける世界のセンターオブエクセレンス(COE)となることを目標としている。


東北大学電気通信研究所附属
ナノ・スピン実験施設長
教 授  堀尾 喜彦





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